
2012年03月26日
氷の命
グラスの氷は音を立てる
からん、からん、と
その心地よい響きとは裏腹に
だらだらと汗を流す、グラスの水滴たち
どちらか片方だけとはい行かず
いつも両方をいっぺんにしか出来ない
さいごの力で、ストローを踊らせると
見届けて欲しいとばかりに、からん、からん、と、音を鳴らす。
からん、からん、と
その心地よい響きとは裏腹に
だらだらと汗を流す、グラスの水滴たち
どちらか片方だけとはい行かず
いつも両方をいっぺんにしか出来ない
さいごの力で、ストローを踊らせると
見届けて欲しいとばかりに、からん、からん、と、音を鳴らす。


Posted by 風の源さん at
17:40
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